理事長挨拶

岡山大学脳神経内科教授 阿部康二

化粧は自分も他人をも幸せにしてくれるものですが、この化粧を様々な疾患の治療目的に医療行為として行う化粧医療は、急速に発展してきています。 

この化粧医療は顔化粧だけではなく、広く美容歯科やスキンケア、ハンドケア、ネイルケア、そしてサプリメントなども含む考え方です。従って様々な疾患に悩む方々はもちろんのこと、健常者における心身の健康増進や、高齢者における認知症予防などにも幅広い有用性が期待されています。しかし、これまで化粧の持つ様々な医学的可能性については十分検討されてきませんでした。そこで、このたび新しく日本化粧医療学会※を設立するに至りました。 ※令和2年4月1日に一般社団法人化

本学会では幅広い分野の皆さまにご参加いただき、化粧医療の医学的効用について議論し、研究し、またその成果を社会に還元していくことを目指しています。そのために、学術集会を定期的に開催して、最新の医学的情報交換を進め、また化粧医療に関する幅広い見識と経験ある専門医とそれを実践する専門士の育成も図っていきます。多くの皆様方のご参加をお待ちしています。